日本のバイク業界では、ここ20年以上に渡って縮小傾向が続いています。
大きな原因としては、若者が公共交通機関を使うことが多くなり、車離れと同様にバイク離れを起こしていることが挙げられます。また、30代や40代以上になってくると安い軽自動車を乗ることが増えてきたことも、バイク業界が縮小している原因になってきます。
このように国内のバイク業界が縮小傾向にあっても、ハーレーのバイク市場だけは別の動きをしています。ハーレーはシニア世代にとっては、映画などの影響で憧れのバイクとなっています。
そのため、仕事をリタイアしたシニアでは、ハーレーのバイクを購入して新たな趣味とする人が増えています。その結果として、日本のハーレーのバイクの販売は堅調になっている状況が出ています。
シニアでバイクを購入した人は仲間とツーリングに行くことが多くなっているため、同じ仲間がバイクを買うという好循環が起こっています。今後もシニア世代は増えていくことから、さらなる市場の拡大も見込めるようになっています。