ハーレーダビッドソンはバイク業界では知らない人がいないほど有名なブランドで、アメリカ製で独特の音を鳴らす大排気量のエンジン、渋いスタイルといったもので日本のバブル期には一時的にブームとなり、乗り回している人も多かったものです。
最近では景気が悪くなっただけでなく、バイク業界全体がやや下降気味であったことからハーレーの売り上げも不調となっていましたが、バブル期の世代の人達が中高年となり、子育ても一段落ついたところで趣味にかける時間が増えたことから、ハーレーを買い求める人が増えてきています。
ハーレーはブランド力が強いですが、それだけでは治まらず、需要の高さから低迷気味のバイク業界の中でもいまだに高いシェアを持っています。
バイクそのものは生活において必ずしも必需品というわけでもなく、嗜好品に近いもので、なおかつ高価なものですが、新たな世代だけでなく数世代前の人達にも親しまれている点がまさにブランド力と言えるでしょう。