バイク業界でのハーレーの需要は高い

ハーレー

ハーレーダビッドソンはバイク業界では知らない人がいないほど有名なブランドで、アメリカ製で独特の音を鳴らす大排気量のエンジン、渋いスタイルといったもので日本のバブル期には一時的にブームとなり、乗り回している人も多かったものです。

最近では景気が悪くなっただけでなく、バイク業界全体がやや下降気味であったことからハーレーの売り上げも不調となっていましたが、バブル期の世代の人達が中高年となり、子育ても一段落ついたところで趣味にかける時間が増えたことから、ハーレーを買い求める人が増えてきています。

ハーレーはブランド力が強いですが、それだけでは治まらず、需要の高さから低迷気味のバイク業界の中でもいまだに高いシェアを持っています。

バイクそのものは生活において必ずしも必需品というわけでもなく、嗜好品に近いもので、なおかつ高価なものですが、新たな世代だけでなく数世代前の人達にも親しまれている点がまさにブランド力と言えるでしょう。

中高年にも人気!バイク業界で確固たる地位を築くハーレー

ハーレー

ハーレーダビッドソンといえば、アメリカのバイクの代名詞と呼ばれるほど有名なバイクメーカーです。1903年に設立され、アメリカ合衆国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社があります。

かつては小型スクーターも製造していましたが、日本のオートバイメーカーとの競合で採算性の取れない車種は廃止すると経営方針を転換しました。

ハーレー オイル

現在は750㏄超の大型バイクが中心となっています。日本ではオートバイ市場が縮小する中、2001年には750㏄超の大型バイクでシェアNo1を獲得しています。ハーレーの魅力は外観のデザインや重厚感、独特なエンジン音、乗り心地の良さなどです。

1960年代の映画「イージーライダー」で使われたり、ハリウッド映画で度々使用されることからアメリカの広大な道路をハーレーダビッドソンで走るということにあこがれるライダーは多いようです。

ライダーからはバイクと言えばハーレーと言われるほど支持を受け、バイク業界で確固たる地位を築いています。カスタムパーツも他社に比べて豊富に販売しています。

自分の思うようにカスタマイズできる自由度の高さが人気を上げている要因の一つです。パーツの価格も高いので、バイクにお金をかけられる、子育てを終えた中高年世代にも人気が高いです。

ハーレーはバイク業界で不人気になった経験がありません

ハーレー

ハーレーはバイクライダーにとっては永遠の憧れです。筆舌には尽くしがたい魅力に満ち溢れています。ローリングシャシーは高速化、高出力化に十分耐えられるように設計されています。

また、オールドハーレーのシンボルとも言えるリジッドフレームを、現代の独自テクニックを駆使して、より快適なものへと進化したソフテイルフレームも開発されているほどです。

また、ブレーキシステムは、ディスクローターを、ブレーキパッドで挟み込んでタイヤやホイールの動きを抑え込むというメカニズムになっています。

これは、ドラムブレーキと比べて、長時間にわたって走行した場合であっても、ブレーキ性能を保ちやすいこと、急な制動にも対処しやすいことなどがメリットとしてあげられます。さらに、マフラーは、消音効果を持ち、なおかつ、適切に排出量のコントロールを行っています。

機能面だけでなく、ハーレーの車体のデザイン性にも心が惹かれる人は少なくありません。だからいつの時代でも大人気なのです。ですから、ハーレーはバイク業界において、不人気となって経験がありません。